紅葉狩



あらすじ
 平安の時代、奥州(今の福島県)会津に呉葉は生まれました。美しく育てられた呉葉は、都に上り 紅葉と名前を替え源経基に竈愛受ける程出世した。そして、経基の夫人を呪詛し、経基を自分のものにしようとしたことが発覚し信州(今長野県)へ流される。戸隠の暮らしに厭きた呉葉は、里人を苦しめる賊となって上洛を計る。一方、安和2年(969年)平維茂に紅葉征伐の勅命が下る。維茂は戸隠山の麓で陣を張り、紅葉を誘き寄せた。陣を見つけた紅葉は一計を以って陣に乗り込むが、維茂に執拗に疑われ鬼の姿になる。維茂は神徳を以って退治しようとするが、紅葉の魔術に競り負け紅葉を逃がしてしまった。維茂は北向観音に参拝し、降魔の剣を授かり鬼の岩屋へ切り込み、激闘の末紅葉を討ち取る。
                          

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